「匿名で文章を書いても、書き方で身バレしてしまう」

随分前にそんなことをぼやいていた人がいました。本当なのかな?と不思議に思っていたところ、なんとなくわかるようになったのを感じています。

それはこのツイートを引用された一件から。

どこかのまとめサイトに拾われていました。 

フツウにツイートしていれば、もしかしたら自分のツイートかも?と思う程度かもしれません。しかし、僕は「違う」をカタカナで書くことがよくあります。それでこのツイートが自分のモノだと確信しました。

「普通」も何故か「フツウ」とカタカナで書きます。「時」を使う、ときどき、~のとき、などは基本的にひらがな。「言う」もひらがなと使い分けています。

ツイートが改変されて使われていたことには不快感を覚えましたが、自分の文章を見つけられたように感じられたのは、とても大きな収穫でした。

 

本を読んでいると、その人の書き方があり、それはマンガでも同じように思います。

マンガでいえば、水木しげる先生は「水木サン」と、カタカナで「さん」を付けます。荒木飛呂彦先生は「それは違うんじゃあないか?」と、「じゃないか?」に「あ」が加わった書き方をしています。パッと思い浮かんだのがこの2つでしたが、ほかにも文章の特徴はたくさんあるはず。それは文章に限らず作品すべてにいえることでもあります。

 

『井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室』を読んで、文章の書き方の自由を知りました。ただがむしゃらに書く自由ではなく、個性を持つ自由。句読点の使い方、段落や改行のタイミングなどなど、自由に書いて良いことを学ばせていただきました。

井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室 (新潮文庫)

井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室 (新潮文庫)

  • 作者: 井上ひさし,文学の蔵
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2001/12/26
  • メディア: 文庫
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本書には「日本語は学校で教えてくれない」と書かれています。そのため、日本語で文章を書くのは非常に難しい。

ただ文章を書くだけならできるでしょうが、正しい日本語で書ける人はどのくらいいるのでしょうか。それこそ正しい日本語の解釈ですらバラバラな気がしているので、絶対に間違いのない日本語は存在しないようにも思います。

 

これらのことを考えると、ブログなどの緩い場所で必要なのは、ある程度の正しい日本語の知識と、個性を出した文章なのではないかと考えます。

いつか自分の文章で何かを書けたらとぼんやり考えています。夢はでっかく持っていたい。